黒猫と戦国ワクワクマイライフ 〜立場チェンジトレーニングしてみよう〜

25の社会人です★ 私が大好きな戦国時代(室町後期~江戸初期にかけて)に登場した武将や合戦、また生活様式といった事象を現代の生活・人間関係と比較して自分自身や相手との関係性を見つめなおしていこう!というコンセプトです。 飼い猫のクロの動画もUPしていきます。

大名の想いとその武将たち2(武田信玄軍) ~乱世に王道を求めたおやかたさま~

こんにちは。本格的暑くなってきましたね。体調管理はいかがですか??

 

 

前回は織田信長を軸に戦国から現代につながる人間の認識についてお話しいたしましたが、今回はその第二弾です!!

 

織田信長をはじめ、戦国のあらゆる大名からも一目置かれ恐れられたこの方々です。

 

 

武田信玄 (甲斐・信濃) 現在の山梨県と長野県。

 

主な配下:山本勘助 山県昌景 内藤昌豊 馬場信房 高坂昌信 真田昌幸など

 

同盟北条氏康 今川義元 

 

対立上杉謙信 織田信長 村上義清など

 

 

武田信玄さん、聞いたことくらいはあるかな?? 上杉謙信と一緒に覚えたりして笑

 

 

山県 内藤 馬場 高坂の武略・内政に通じた武田四天王から、軍師・山本勘助、後に真田幸村というヒーローを息子にもつ、天才軍略家・真田昌幸など・・武田家には名将と呼ばれる武将達がキラ星の如く揃っています。

 

武田信玄自身も優れた政治家・戦略家として知られ、それはまさに戦国最強軍団の名に相応しいものでした。

 

また人一倍、国と領民のことを第一に考えるまさに、「ここの会社で働きたい」相応しい社長・上司モデルともとらえられると思います。

 

ちなみになぜ、殿や上様と言われずに「おやかたさま」と言われていたかというとお城は築かずに大きな屋敷に住んでいたためといわれています。武家の棟梁はその「家」を代表し、統率し、存続に責任を負います。言い換えれば「棟梁=家」ともいえるわけです。ですから棟梁をして「館(屋形)」と呼びます。

 

しかし、そんな信玄を快く思ってない人が身近に存在していたのです。

 

それがあろうことか・・・信玄の父である武田信虎でした。

 

もともと武田家は 「源頼朝」 の一族を祖とする 「甲斐源氏」 と呼ばれる名家の家柄でしたが、戦国時代初期の甲斐の国には他にもたくさんの勢力が乱立していて、プチ戦乱状態でした。

 

そんな甲斐を圧倒的な武力で制圧していき、まとめ上げたのが信玄の父、信虎です。

しかし 信虎は武力のためには民をかえりみない人で、民は重税や臨時徴収に苦しみ、家臣がそれを諌めても全然聞かず、「ヒマな時は農民を殺して遊んでる」とかいう、ヘンな噂まで流される始末でした。

また、若い頃の信玄に対しても、晴信がずっと家の中で本を読んでいる事が多かったため、「あんな軟弱ものに国はまかせられん!」と言い、家督を継がせない事を明言していました。

 

そのためか、ついに武田家の家臣達は信虎を追放するクーデターを計画!

 

信虎が今川家に出向いている時を狙って、晴信(信玄)を盟主として信虎の追放を宣言し、帰れないように国境を封鎖してしまいます!

こうして、信玄が武田家の後を継ぐことになります。

 

戦国乱世とはいえ、国のために父を追い落とすとは常識では考えられません。

 

親子で争いあう時代でなければこのようなことにはならなかったでしょうに・・。

 

 

現代でも親子間で争う会社内での派閥争いや相続をめぐる問題などで、ニュースになることもよく聞きます。

 

人間というものは自分の正当性を証明したがり、相手の意図する背景を無視してまで意見を押し通そうとしてしまいます。 それが力という手段で。

 

単なる言い争い、喧嘩といった小競り合いから大空襲・テロといったものまで多々あります。

 

言葉は違えども、すべて戦争であることに変わりはありませんよね?

 

あなたの身の回りでも戦争は起きていませんか? 

 

何気ない無意識な発言・行動、押しつけが相手を傷つけてはいませんか・・?

 

 

私も、規模に関わらずこの世から「戦争」をなくしていきたいです

大名の想いとその武将たち(織田信長軍) ~現代と結ぶ認識と信長の野望~

足利幕府が力を失い・・個々の野望が錯綜する戦国時代。

一体どんな勢力がいたのか??

ここで一挙紹介★★

 
 
みなさまも一度は聞いたことあるかと思います★
 
 
織田信長  (尾張) 現在の愛知県
 
 
同盟徳川家康浅井長政(のちに対立)
 
 
人気ナンバー1!! 大名も武将も有名なひとが多い勢力ですね。
 
信長は周りの大名と比べて、国から革新的なやり方で常に先の先を考えて行動する武将です。
 
「信長こそ本当に天下統一するのではないか!?」・「信長は天下にこだわっている者たちの先を考えているのか??」など噂が流れ早くから味方する者も多かった。 その一人が信長に引き立てられ農民から武士になった木下藤吉郎。のちの豊臣秀吉です。
 
またあまりにも頭が切れ、自分たちとは比べ物にならないと畏怖され信長を恐れるものも多かったたいわれています。また信長は少年時代から素行が悪く、母より毛嫌いされ代わりに品位方正の信長の弟・織田信行を織田家の家督に据えるべきではという家中継承問題が起こっています。
 
結末は信長が信行を自らの手で殺した悲惨な物語なのです。現代では考えられませんよね。
 
この時代は親子兄弟でも平気で争いあう悲しいものです。「どちらかが勝てば家は残る。うらみっこなし。」・「我が父は国を滅ぼしかねない。私が国のために父を追い落とす。」など。
 
 
武力をもって自分の考えの正当性を証明するのが当たり前の時代。いまでも貧困・格差といった問題が蔓延しています。
 
時代が刻々と変わっていっているのに、人間の認識や考え方はほとんど変わっていません。
 
自分の野望のために罪なき人が殺され、土地も奪われることは昔も現代もさほど変化はなく今でも問題としてあるはずなのに、ほとんどの人が見て見ぬふりか自分とは関係ないと思っていたりと。
 
 
 
いかがですか? 戦国時代は終わっているのではなく・・・
 
 
今もまだ続いているという考え方もできると思いませんか・・??